Mr Jump
強制横スクロールのジャンプアクションゲーム。
ゲームシステム自体に新規性はないのですが、非常に難易度が高いレベルデザインが話題となっているゲームです。
非常に細部の作り込みが優れているゲームだと感じました。 例えばリザルト画面の右下の小さなボタンを押すと、死んだ時の状況が確認できるようになっていたり、少額の課金で次ステージの解放が出来たり、完璧なローカライズがされていたりと、インゲーム以外はほとんどストレスを感じることがないようにデザインされていると思いました。
すべてスワイプで遷移をしていくシステムも非常に優れていて、右にステージが続いていて、すぐ下にインゲームがあり、リザルト後にステージに戻るときは上にスワイプするといったように、ゲームの階層構造が意識せずに理解できるようになっていました。
僕がすごく良いと思ったのがクレジット画面で、タイトルで左にスワイプをするとこのような画面が現れます。そこで中央のボタンをタップすると、アニメーションと共に、会社の紹介が表示されます。非常にシンプルな画面でロゴのみを表示し、興味をもって押した瞬間に情報を表示するといった流れが非常に優れていますし、その見事な魅せ方にとても感動しました。
Splash Cars
走ったところに色が塗られていくカーシミュレーションゲーム。 エリア全体の何パーセントを塗ることができたかによってステージの評価が決まります。 燃料が消費するので途中で補給しなければならない要素と、衝突や追ってくる警察車両によって蓄積するダメージによってスピードが遅くなる要素があります。大体1分くらいで燃料切れか車両の大破になります。
このゲームの優れているところとして、進捗が非常に魅力的な形でユーザーに示される点があると思います。様々な要素にリアルタイムに対処しつつ広い面積を走らなければならないというゲーム性と非常に相性の良い演出になっています。
また、塗った面積に応じて報酬が発生するシステムも優れており、1%でも無駄にならないため、最大3つの星という段階的な目標とパーセンテージの連続的な目標が、しっかりと共存しています。
報酬として手に入るコインを消費して自機を強化することができ、プレイヤーの行動とプレイヤースキルの向上の二軸によってより優位に進められるようになる、非常に理想的なシステムが実現していると思いました。
漫画!修羅場!逃げゲー! 何もしていないのに修羅場
自分を取り合う女の子を鉢合わせて弄ぶカジュアルゲーム。 バーチャルパッドで捕まらないように逃げつつ、修羅場エリアに女の子を誘導します。
修羅場を発生させるとオリジナルの漫画が読め、プレイするモチベーションに繋がるようになっています。
優れている点として、タイトル画面のバーチャルパッドを操作した瞬間にゲームが開始するシステムがあります。ユーザーが操作方向を体感できた瞬間にゲームが始まるという、シームレスな遷移になっており、非常によいインターフェースだと感じました。
プレイしていて気になったのが動画広告で、リザルト後に時々強制的に再生されるため、非常にストレスを感じました。
お水のパズル a[Q]ua (アキュア) 〜アヒルちゃんを救え!〜 with UUUM
流体シミュレーターを使った物理パズルゲーム。 水の動きの面白さをパズルという形に落とし込んでいて、非常に面白いゲームだと思いました。ブロックを動かすことでリアルタイムに水に干渉できるので、勢いをつけて水を飛ばすということもできて、自由度も非常に高いと感じました。
全体的に非常に綺麗なグラフィックが魅力的。時々画面を水が伝うエフェクトが流れるのもすごく良いです。
YoutuberのUUUMとコラボ?したアプリで、アヒルのカスタマイズにYoutuberを模したものがいるみたいです。解放を目指して遊ぶのも楽しいと思いました。
余談ですが、アヒルが画面外に行った時の演出が個人的に面白かったです。
Lifeline...
無線でやりとりをして、タイラーを救うゲームです。 どこか知らない惑星に取り残されたタイラーが何かをするたびに相談をしてくるので、それに応える形でゲームが進行していきます。
プレイした感想として、ゲームというよりも誰かとメッセージをしている体験に近いと感じました。ノベルゲームともまた違い、端末を通じてやりとりをすることで、その向こうに本当にタイラーが存在するかのように錯覚を感じる作りになっていました。Apple Watchにも対応しているようなので、そちらであればよりその感覚を強く味わえたのでは無いかと思います。
あと、かなり映画っぽい文法で作られてるようにも感じていて、自分の返答に対してのアクションが帰ってくるまでに数分のラグがあるため、その間に何もできないもどかしさであったり不安であったりを掻き立てられました。クリアした後に、一本映画見たくらいの満足度あったのも印象的でした。
その他ゲームの触り心地としては、エンディング後の2週目以降ではどの選択肢からでもやり直せるようになっていて、ストレスなくクリアまでプレイできました。