ゲームクリエイターのゲームレビュー

気になったゲームのレビューします

もやしびとDX & もやししゃちょー

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(左が「もやしびとDX」、右が「もやししゃちょー」)

シュールな「もやし」を抜いて集める、もやし育成ゲームです。 Youtuberのはじめしゃちょーをモチーフにしたもやししゃちょーも併せてレビューします。

もやし回収ときりふきの気持ちよさ

まず、非常に触り心地がよいアプリだと思いました。もやしを抜くにはもやしを指で上になぞる動作をするのですが、それに合わせてもやしが抜けるアニメーションと小気味いい効果音が再生されます。また、もやしの成長促進に影響する「しめりけ」という要素があるのですが、そのしめりけを上げるための「きりふき」もすごいです。反応がよくて、タッチした瞬間に一瞬で霧が画面に広がり、水滴となって土に落ちていきます。きりふきは連続してタップすることもできるので、ひたすら連打したくなる気持ちよさがあります。しめりけが最大になるまでおそらく50回くらいタップする必要があるので、作り手としても連打を誘導しているのだと思います。この一見非常に面倒な回数の作業を、しっかりとユーザーの快感につなげているのが本当にすごいです。

広告表示のこだわり

このゲームはフェーズに応じてステージが変化するのですが、それぞれのステージに応じて背景に溶け込むような表示の仕方をしていました。強いこだわりを感じたのは、広告の初回表示や切り替えの際の演出です。例えば窓が開いて広告が表示される例をあげると窓の開閉に合わせて広告がマスキングされています。エンジニア視点なのですが、広告は一般に配信会社のsdkなどを用いて画面に重畳表示をするため、その場合このような演出は困難です。そのため何かしら独自の実装をしていると思うのですが、その細かな要素にそれだけの労力をかけていることが伺えました。

一点、ポップアップ広告が鬱陶しく感じました。フッター広告、上部バナー広告、報酬型動画広告(もやししゃちょーのみ)に加えて必要なのかと、ポップアップ広告による鬱陶しさからそう意識がいってしまいました。

Yortuberモチーフ版「もやししゃちょー」

「もやし」とあだ名がつけられることもあるはじめしゃちょーとのコラボ企画で、配信元はUUUMとなっています。基本的にシステムはほぼ同じですが、いくつかマイナーチェンジがありました。ファンゲームとしての側面がつよいので、例えばストーリーパートの会話がリプレイできるようになっており、きちんとテーマに合わせた最適化がされていると感じました。

play.google.com

もやししゃちょー

もやししゃちょー

  • UUUM CO., LTD.
  • ゲーム
  • 無料

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